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最終更新:2020年7月30日
OD缶対応のバーナーを買おうと思っている人
「メーカーによって、いろんなタイプのガス缶が有るみたい、
でも、どんな時にどんなタイプのガス缶を選んだらいいかを
知りたい。」
こんな人にお答えします。
1.メーカーによってタイプが違うガス缶がある
OD缶とCB缶
・OD缶とは、Out Door(アウトドア)の略
・CB缶とは、Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)の略
です。
また、それぞれのガス缶には、大きく分けて、
・一般用
・寒冷地用
の2種類のガスが出されています。
・一般用:「0℃程度以上の使用」
・寒冷地用:「0℃以下の使用」
に分けられ、メーカーによってガスの配合が違っています。
使用温度については、ガス缶の配合によって違ってきます。
もしも、液化ブタンだけの配合の場合は、0℃での使用は厳しいと思いますが、
液化ブタン+液化イソブタンで有ったら、-5℃程度なら使えるかもしれません。
液化ガスの沸点
・液化ブタン:-0.5℃、(0℃以上で使用)
・液化イソブタン:-11.7℃、(-10℃でも使用可能)
・液化プロパン:-42.1℃、(-40℃でも使用可能)
一般用は「液化イソブタン+液化ブタン」という配合が多く、
寒冷地用は「液化プロパン+液化イソブタン」という配合が多く使われています。
メーカーによって、ガスの種類の配合や割合は変わってきます。
以上より
液化プロパンが一番燃焼しやすく、高出力で燃焼させることが可能です。
また、液化ブタンが一番燃焼しずらいため、3種類のLPGの中では一番安全と言えます。
そうはいっても、加熱し過ぎれば爆発しますので、取り扱いには十分お気を付けください。
ガス缶に使われているガスは基本的には3種類で、メーカーによって配合が
違っています。
であり、液化ブタンがベースになっているガス缶は積雪時には使えないと思った方が良い
ことを列記しておきます。
また、ガスバーナーの中には、ガス缶を少し温める機能が付いた機種もあります。
OD缶の金具は基本的に、メーカーによって違うと思っていいと思います。
もちろん、同じ規格の金具を使っている所も有るようですが、価格的にそれほど
違いがないようですので、同じ器具と同じメーカーのガス缶を使う事が基本です。
アウトドア缶を出しているメーカーは
・コールマン
・SOTO
・キャプテンスタッグ
・キャンピングガス
・イワタニプリムス
・スノーピーク
・EPI
そこで、今回は、コールマンとスノーピークの2つのメーカーに
どんなガス缶が有るのかを調べて見ました。
2.代表的なOD缶について紹介
2-1.コールマン
2-1.1 reguler ガス(一般用)
a.純正LPガスカートリッジ Tタイプ 230g
コールマン Coleman
LPGガス(液化プロパン+液化ブタン)
用途:一般用
[Tタイプ]230g
b.純正LPガスカートリッジ Tタイプ 470g
コールマン Coleman
LPGガス(液化プロパン+液化ブタン)
用途:一般用
[Tタイプ]470g
2-1.2 super ガス(寒冷地仕様)
a.純正イソブタンガス燃料[Tタイプ] 230g
コールマン Coleman
LPGガス(液化プロパン+液化イソブタン)
用途:寒冷地用
[Tタイプ]230g
b.純正イソブタンガスカートリッジ Tタイプ 470g
コールマン Coleman
LPGガス(液化プロパン+液化イソブタン)
用途:寒冷地用
[Tタイプ]470g
2-2.スノーピーク
2-2.1 ギガパワーガス110イソ
スノーピーク ギガパワーガス 110イソ [GP-110SR]
LPGガス(液化イソブタン+液化ブタン)
用途:一般用
【NET】 110g
スノーピーク ギガパワーガス 250イソ [GP-250SR]
LPGガス(液化イソブタン+液化ブタン)
用途:一般用
【NET】 220g
スノーピーク ギガパワーガス 500イソ [GP-500SR]
LPGガス(液化イソブタン+液化ブタン)
用途:一般用
【NET】 420g
2-2.2 ギガパワーガス110プロイソ
スノーピーク ギガパワーガス 110プロイソ [GP-110GR]
LPGガス(液化イソブタン+液化プロパン)
用途:寒冷地用
【NET】 110g
スノーピーク ギガパワーガス 250プロイソ [GP-250GR]
LPGガス(液化イソブタン+液化プロパン)
用途:寒冷地用
【NET】 220g
スノーピーク ギガパワーガス 500プロイソ [GP-500GR]
LPGガス(液化イソブタン+液化プロパン)
用途:寒冷地用
【NET】 450g
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