ファミリーキャンプ5人家族用のテントで、おすすめ7選

テント

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最終更新:2022年6月30日 

キャンプを始めようとしても、何が必要で、どんなものがいいのか?
なかなか分からないですよね。

そんなファミリーキャンプの初心者が悩むことについて、お答えします。

・5人家族用のテントを選ぶときに、大事なことが知りたい。
・それから、5人家族におすすめのテントが知りたい。

1.5人家族用のテントの選び方のポイントは5つです。

1.1.過ごしやすさ

 お子さんが小さい場合の家族のキャンプでは、テントの中で過ごす時間が多くなりがちです。 

ですから、テントの中が暑くなり過ぎたりしないテントを選ぶことが大事です。

 ・フライシートの素材

 ・ベンチレーションが機能しているテント

 まず、キャンプでは直射日光を遮断しないと、室内が暑くなってしまいます。
 ですから、素材は出来るだけ、遮光性の高い素材のテントを選ぶことをおすすめします。

 次に、ベンチレーションは付いているが、機能していないテントが時々あるようです。
 これについて、確認する必要があります。

1.2.インナーテントの床の広さ

 5人の家族のキャンプで、お子さんが小さい場合は、どうしても荷物が多くなりがちです。
 ですから、お子さんが小さい場合は、メーカーの5人用と明記のあるテントでもいいのですが、お子さんが小さいと荷物が多くなり、車に荷物を置くことになると、なかなか大変ですね。
 荷物を分けるくらいなら、お子さんが少し大きくなっても使えるように、+1人のテントを購入された方がいいです。

1.3.設営の簡単さ

 設営の簡単さは、とても重要です。
 せっかくのキャンプ、お子さんと遊ぶ時間を作ることはとても重要ですので、設営が簡単なテントを選んで頂きたいと思います。
 

1.4.インナーテントの高さ

 メイン用途が寝室というのであれば、インナーテントの高さはそれほど必要ないのですが、お子さんが小さくて、ある程度の居住性を求めるのでしたら、天井は高いほうがいいでしょう。
圧迫感も軽減され、日中でもテント内で過ごすことが出来ます。

1.5 雨に強いテント

 キャンプに雨は付きものです。 でも小さいお子さんがいる場合は、雨が降っても安心してテントの中で過ごすことも大事です。 テントに当たっ雨の音が大きいと眠れません。
キャンプでの寝不足は、イライラにつながります。
寝具ももちろん大事なのですが、外からの音はできるだけ小さくしておきたいものです。

ということで、テントの紹介をしておきます。

1.5人家族におすすめのテント、7選(簡略に紹介)

それでは、代表的な、おすすめテントを紹介します。

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1-1.ドームテント

ドームテントは、設営が簡単で、広い床面積を確保しているテントが多いため、大人数の家族にはおすすめです。

このテントの場合、雨のキャンプを想定するなら、タープは欲しいですね。

1-1-1. コールマン(Coleman)

ILタフワイドドーム Ⅳ /300
出典:coleman
出典:coleman

耐水圧:2,000mm

インナーサイズ:300x300x185cm

詳細はこちらから    

 

1-1-2.スノーピーク(Snow Peak)

アメニティドームL

このテントは、強風にも耐える骨組みを持っており、一人でも簡単に設営できます。

ただ、ちょっと残念なことはインナーテントの最大高さが165cmですので、大人が立って着替えをするには、ちょっと低いかも。

Amenity_Dome_L

耐水圧:フライシート:1,800mm、フロア:1,800mm

インナーサイズ:300x300x165cm

詳細はこちらから 

   

 

 

 

1-1-3.DOD

ザ・ワンタッチテント L

DODのワンタッチテントです。

設営が簡単です。

ワンタッチテントの設営は簡単ですが、接合部が可動部となるため、他のテントに比べて故障が少し多いということがあるようです。

インナーテントの高さは195cmあるため、立ったままでの着替えが出来ます。

出典:DOD

耐水圧:2,000mm

インナーサイズ:310x280x195cm

詳細はこちらから    

テントのサイズの確認は下記で

アウトドア&スポーツ ナチュラム

 

1-2.ワンポールテント

1-2-1. キャプテンスタッグ

CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460 UA-35

キャプテンスタッグのワンポールテントです。

ワンポールテントですので、設営は簡単です。

ワンポールテントという特徴から、テントの中心にポールが来るため、邪魔になる場合があります。

最近では、ポールを二股に分かれるものが売られているので、中心部のポールが邪魔だと思った方は、試してみてはいかがでしょうか。

耐水圧:フライシート:2,000mm、フロア:3,000mm

インナーサイズ:450x420x300cm

詳細はこちらから    

 

1-2-2. DOD

ワンポールテント L

こちらも設営が簡単ですが、ポールが中心に来ます。

出典:DOD

耐水圧:フライシート:2,000mm、フロア:3,000mm

インナーサイズ:410x360x300cm

詳細はこちらから    

 

1-3.2ルームハウス

雨のキャンプや日差しが強いときのキャンプに向いているテントです。

 

1ー3ー1.トンネル2ルームハウス LDX

  コールマン

 

耐水圧:2,000mm

インナーサイズ:320x230x170

詳細はこちらから    

 

 

2.5人家族のためのテント選定のポイント

5人家族のためのテントは、実際に触ってみましょう

テントを選ぶときにぜひやって欲しいことがあります。

それは、実際にテントを見て、中に入ってみて、大きさを感じて頂きたいです。

実際のテントを見て大きさを感じることで、何処に誰が寝て、どこに荷物を置けばいいかが少しわかります。

この体験をすることで、カタログの寸法とご自分で感じるテントの大きさが近づき、キャンプが身近に感じられるようになると思います。

また、テントの内部だけではなく、外観を見てください。

そうすることで、キャンプ場を決めるときのサイトの大きさのイメージが少しわかるようになります。

前室が大きなテントは、意外と思われるくらい全長が長かったりします。

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キャンプサイトとテントの大きさ

もう一つ、キャンプサイトの寸法とテントの大きさを比較することで、テントの配置をある程度決められるでしょう。

また、サイトに横づけするときのオートキャンプ場の車の位置から、テントやテーブルまでの位置がイメージできるのではないでしょうか。

 

雨を味方につけましょう

テントを選ぶときに気にして頂きたいのは、雨です。

キャンプへたびたび行っていると、雨になることはよくあります

ですから、雨対策をすることが、キャンプを楽しめる成功の一つだと思います。

雨が降ると何が一番困るかというと、撤収です。

撤収のことを考えると、タープは必需品だと思っています。

そんなに高いタープでなくてもいいのですが、雨が降っているときには、タープがないとテントは雨水を含んで、重くなっているし、膨らんでいます。

そんなときのために、専用のビニール袋(90~100L程度)を用意しましょう。

3.5人家族におすすめのテント詳細

それでは、代表的な、おすすめテントを紹介します。

3-1. ドームテント

ドームテントは、メーカごとに紹介します。

3-1-1. コールマン(Coleman)

ILタフワイドドーム Ⅳ /300
出典:coleman
出典:coleman

耐水圧:2,000mm

インナーサイズ:300x300x185cm

収納サイズ:φ25x75cm

総重量:約11.6kg

参考価格:49,800

特徴:耐水圧が2000mmとなっていますが、一般的には、2000mmの耐水力があれば問題ないと思っています。

雨がとても多くなる可能性が有るようでしたら、タープを別途用意されることで、対応することが出来ますが、2,000mmであれば、ほぼ問題ないと思います。

詳細はこちらから    

 

3-1-2.スノーピーク(Snow Peak)

アメニティドームL

このテントは、強風にも耐える骨組みを持っているので、いいんですが、難点が一つあります。

それは、高さです。

大人が寝るだけのためのテントなら問題ないのですが、インナーテントの高さが低いことで、着替えするときは、ひざまづいて着替えないといけない。

お子さんとテント内で遊ぶ時間も長いと思いますので、あと10cmは欲しいところです。

でも、冬などに使わないのであれば、前室も広いし、機能的には、問題ないです。

春先や遅い秋に使おうと思ったら、風よけのスカートを追加することが必要となりますことを

付け加えておきます。

Amenity_Dome_L

耐水圧:フライシート:1,800mm、フロア:1,800mm

フロアの耐水圧が少し足りないかなぁ、グランドシートは必然です。

インナーサイズ:300x300x165cm

広さは、十分な広さですが、高さがちょっと低いですね。

頭が少しぶつかっても、いいという方にはおすすめです。

収納サイズ:約23x27x73cm

総重量:約9.8kg

参考価格:51,990(税込)

材質:フライシート:75Dポリエステルタフタ(PUコーティング、テフロン撥水加工、UVカット加工)

インナーテント:68Dポリエステルタフタ

フロアシート:210Dポリエステルオックス(PUコーティング)

特徴:憧れのスノーピークのテントです。

インナーテントの高さは少し低いですが、強風に耐える形状で素晴らしいフォルムです。

因みに、

68D:Dはデニール(denier)という記号で、9,000m当たり68gである糸

の太さ。

インナーは68Dで、フライシートが75Dで太い糸を使用しており、フロアは210Dで約3倍の太い糸を使っていると言うことを表しています。

耐水性はコーティングの方法によって決まってきます。

詳細はこちらから    

 

3-1-3.DOD

ザ・ワンタッチテント L
出典:DOD

耐水圧:2,000mm

インナーサイズ:310x280x195cm

ちょっと幅は小さいですが、ワンタッチテントとして、掲載しました。

収納サイズ:φ25x124cm

総重量:約14.4kg

参考価格:43,100円(税込)

特徴:何と言っても、インナーテントがワンタッチで設営できる。

耐水性は2,000mmであり、フロアはさらに防水性を高めている。

材質:トップテント:ポリエステルタフタ

フロアシート:PU(ポリエステルタフタ)

特徴:何と言っても、ワンタッチ式で簡単に設営が出来る。

また、インナーテントのフレームはスチール製であり、丈夫である。

その他付属品:キャノピーポール2本

詳細はこちらから      

 

 

3-2.ワンポールテント

雨天時に、子供と遊ぶなど、家族で出かけることを考えると、この他にタープが必要でしょう。

ワンポールテントは、ちょっと大きめがいいです。

1ポールテントの特徴は、何と言っても設営が簡単!

ただ、簡単という言葉を使っていますが、全くキャンプをしたことがない人に簡単なのかどうかは不明です。

できれば、出かける前に河原などで、1度広げてみるのが良いと思います。

キャンプは、雨の日を上手に楽しめることで、雨の日も面倒になりません。

雨の日に、テントを畳むときには、タープは必需品ですね。

それから、上で紹介しているワンポールテントを見て頂くと分かりますが、テントが4m×4mで、固定用のロープがかなり長くする必要が有るため、大き目のサイトが必要になります。

10m×10mのサイトなら問題ありませんが、狭いサイトも結構ありますので、ワンポールテントを設営する場合は、サイト寸法をお確かめください。

3-2-1. キャプテンスタッグ

CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460 UA-35

耐水圧:フライシート:2,000mm、フロア:3,000mm

ポール: スチール

インナーサイズ:450x420x300cm

収納サイズ:約74x23x23cm

総重量:約11.5kg

参考価格:26,379(税込み)

詳細はこちらから    

3-2-2. DOD

ワンポールテント L
出典:DOD

耐水圧:フライシート:2,000mm、フロア:3,000mm

ポール: スチール

インナーサイズ:410x360x300cm

収納サイズ:約62x24x24cm

総重量:約12kg

参考価格:33,330(税込)

詳細はこちらから    

 

 

3-3.2ルームハウス

3-3-1. コールマン

トンネル2ルームハウス LDX

インナーサイズ:320x230x185で決して広くはないですが、5人で寝られる寸法です。

また、高さも185cmで圧迫感もない空間です。

重さは16kgで、軽くは有りませんが、テントとタープが一緒になっていると考えるとそれ程の重量ではありません。

耐水圧は2000mmで、一般の使用では問題ないと思います。

台風が来るような時にどうしてもキャンプがしたいというのでしたら、3,000mm以上のタープを別途準備しましょう。

耐水圧:フライシート:2,000mm、フロア:2,000mm

ポール: アルミ合金

インナーサイズ:300x235x185cm

収納サイズ:約72x31x31cm

総重量:約16kg

参考価格:102,800(税込)

詳細はこちらから    

 

 

4.まとめ

各メーカーのテントを調べてみたところ、6万円以下のテントで、5人家族が使うために十分な広さのテントは少ないです。

a. ドーム型

 ・コールマン 

  ILタフワイドドーム Ⅳ /300

詳細はこちらから    

・スノーピーク 

  アメニティドームL

詳細はこちらから    

 ・DOD 

  ザ・ワンタッチテント L

詳細はこちらから    

 

b. ワンポールテント型(ティピー)

・キャプテンスタッグ 

  CSクラシックス ワンポールテント オクタゴン460 UA-35

詳細はこちらから    

   

 ・DOD

   ワンポールテント L

  

詳細はこちらから    

c. ツールーム型

 ・コールマン 

  トンネル2ルームハウス LDX

 

詳細はこちらから    

家族で行くキャンプでは、出来るだけ設営にかける時間を短くしたい。

そんな要望に応えてくれるのは、「ワンタッチ式のドームテント」ですが、メンテナンスの事を考えると「普通のドームテント」が一番のおすすめです。

最後に、テントを購入しましたら、ペグは必ず購入してください!

 

d. 付属品について

メーカーとしては、それなりの付属品を付けているメーカーもあれば、最低の物しかついていない場合があります。

d-1. ペグ

一般的に、ペグは消耗品とお考え下さい。

ほとんどのメーカーの付属のペグでは役に立ちませんので、別途購入することをおすすめします。

テントを張るサイトによって、スチール製の25cm, 30cmは用意しましょう。

また、砂地などはジュラルミン製のL型になっているペグやプラスチック製のごついタイプのものが有効です。

d-2. ハンマー

ハンマーは、鉄板を溶接した軽いタイプのものが付属していることがあります。

これだと、サイトが硬い場合軽すぎて叩けないので、石を使ったりして大変です。

ですから、取りあえずハンマーは、ヒャッキンでも売っているゴム製のハンマーでOKです

 

e.テント選びで失敗しないための最低スペック

・耐水圧:1500mm以上を選びましょう。

また、フロアシートは出来れば、2000mm以上は欲しい。

・インナーテントの広さ:5人家族なら、300cm x 300cm

あるいは、320cm x 240cmは最低の寸法だと思います。

ただし、大人が5人なら、360cm x 240cmは欲しいですね。

・インナーテントの高さ:高さは使い方によって変わってきますが

170cmの人なら、160cmは欲しいところです。

・テントの素材:多いのは、ポリエステルです。

同じポリエステルでも、編み方によって、名前が変わってきたりしますが、耐水圧が1500mm以上で有れば問題ないでしょう。

しかし、少し慣れてくると、焚き火がしたくなると思いますが、ポリエステルはとっても火の粉に弱いです。

ですから、慣れてきましたら、ポリコットン製のタープをテントに被せて使うのがいいですね。 

ただ、ポリコットン製のタープは、耐水圧がそれほど高くない(350mm程度)ので、ちょっとコツが必要になります。

f. サイトの予約

いろんなところで予約できますが、「TAKIBIキャンプ場予約」で予約してみてはいかがでしょうか。

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・不要になったテントは以下で売りましょう!

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最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

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