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最終更新:2020年11月21日
最近、「ヒロシ」さんのキャンプの動画を見てから、Youtubeの動画を見ることが多いのですが、「ポールが折れた」という動画が意外に多いと思いませんか。
ポールが折れるのは、ちょっとしたことで防げることも多いかもしれない。
ちょっと準備していけば、折れないようにすることが出来るのです。
その方法について説明します。
1.雨でポールが折れた
2.風でポールが折れた
3.リペアセットの準備
4.まとめ
1.雨でポールが折れた
雨でポールが折れてしまうのは、タープやテントがたるんでいるからです。
Youtubeを見ていると、今回は、タープが結構上手に張れたとコメントが有ったのに、
夕方雨が降ってきて、
「タープに雨が溜まり、真ん中あたりから、水が垂れてくるんです。」
という動画が有りました。
原因は、タープの張り方が悪いために、ゆがんでいるのです。
この事に気が付いていない初心者が多いのです。
雨の重量はご存知のように、1Lが1kgです。
30Lになると30kgにもなります。
30kgで、細いポールに力を加えるとかなり曲がってしまい、ちょっとしたことで、
ポールが折れてしまいかねません。
対策は簡単です。
タープに雨が溜まらないように、
雨の道を作ってやるだけです。
この時、簡単に出来るのは、タープクリップなどです。
また、タープクリップがない場合は、タープの下に小石を入れて、ロープで結ぶことでも対応することが出来ます。
必要なことは、布地にたわみを作らないように、きっちり伸ばしましょう!
そうすることで、いちいち、手で水を落とさなくても、良いのです。
タープクリップなどを用いて、雨水の道を作ることで、ポールが折れたりすることを防ぐことが出来ます。
2.風でポールが折れた
キャンプ地の選定時に、風の強さとかいう情報は知らべれば、いろいろ出てくると思います。
風が強くなることが予想されるサイトでは、
・高さのあるテントは止める。
・付属のロープ以外にも、補強用のロープを用意して、ペグダウンする。
また、強風が予想されるサイトでは、タープを張らなくても良いように工夫するなど、ちょっとした機転が必要です。
いろいろ対策を講じたけど、どうしても風に勝てない場合は、車に避難することも必要です。
避難する場合には、テント、タープが飛んで行って、他の人に迷惑が掛からないようにペグなどで十分な補強が必要です。
どうしても、タープが張りたいのなら、風上側のタープにはポールを建てずに、直にペグうちをするなどの方法をすることで、タープが煽られる可能性を減らすことが出来ます。
また、ポールの中央付近に、短いポールを組み合わせて、ガムテープで補強することで、ポールが折れるのを防ぐことも可能です。
初心者に大事なことは、キャンプに出掛ける前に、シミュレーションをして、おくことで何が必要なものなのかを確かめてください。
それでも、怖くなったら、テントが飛ばないようにペグで補強して、車へ避難することです。
3.リペアセットの準備
上の項目でも、いろいろ書いてきましたが、事前にリペアセットを用意しておくことはとても重要なことになります。
山でキャンプをすると、突然、足元がすくわれるほどの水が流れてきたり、雨と同時に雷が長い間続いたりすることも有ります。
山の天気はよく変わりますので、キャンプサイトで有っても、水が流れることは良くありますので、このことを頭に入れておく必要が有ります。
こんな天気であっても、朝には、夕べの土砂降りや雷がうそのような天気になったりすることが有ります。
天気になれば、子供たちといろいろ散策したりできて楽しいのですが、土砂降りや風でテントやタープのポールが壊れてしまうことは、回数をこなしていると、必ずと言って有るものです。
楽しいキャンプをするためにも、リペアセットやガムテープ、ロープの替えなど、最低限の修理キットは持って行きましょう。
・リペアセット(ナイロンテント用)
・ガムテープ
・ロープ
・ペグ
・ポール
4.まとめ
キャンプへ何度も行っていると、雨に降られることはよくあります。
これは、自然の中で遊ぶためにどうしようもないことです。
キャンプは、非日常をどうやって楽しむかが課題であり、楽しみの一つです。
ですから、雨に備えたり、風に備えたりすることで、自然と向かい合い必要最低限の
準備をすることで、自然を楽しむことが出来ます。
a.雨対策として、タープクリップを用意するか、タープに小石を入れて、ロープを繋ぐための練習をしておく。
b.風対策として、タープは、付属のポールが細かったりして頼りないようだったら、別のポールをそろえておく準備をする。
強風の場合は、タープを張らないという選択肢もあるために、雨の中で、テントだけでも遊べるように考えておく。
例えば、2室タイプのテントを新しく購入するなり、レンタルする。
c.補修対策を十分に考えておくことで、もしもの時の対応が早くでき、遊ぶ時間が取れる。
一番重要なのは、布タイプのガムテープは絶対に忘れないこと。
あと、何かと便利なのは、新聞紙です。
雨に降られたら、靴が濡れてしまう事が良くありますので、靴を乾かすには新聞紙を入れて乾かすのが一番簡単です。
また、山にキャンプに行くと意外と気温が下がったりするので、その時は、寝袋に新聞紙を入れて、新聞紙にくるまって寝ると結構温かくなります。
ちょっとしたことで、楽しいキャンプが楽しくないキャンプになりかねません。
準備は十分して、楽しいキャンプを楽しんでください。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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